Kaleido Wall 相談者向けマニュアル
擁壁・ブロック塀 相談ナビを、相談・通報と自己点検に使うための操作手順です。
このページを使う意味
このマニュアルは、住民、地権者、通行人、関係者などの相談者が、気になる擁壁やブロック塀について相談を送り、 承認後に自分で確認内容を登録するための手順をまとめたものです。
相談者ができること
- ログイン前に「相談・通報」フォームから相談内容を送信する。
- 承認後にログインし、対象物件の擁壁チェックまたはブロック塀点検を行う。
- 住所、写真、点検回答、判定結果、PDFを記録として残す。
- 自分が登録した物件の最新状況をポータルで確認する。
1. システム概要
Kaleido Wallは、擁壁やブロック塀に関する相談受付、現地確認、写真管理、診断結果、対応履歴を一つの流れで管理するWebシステムです。 相談者は、専門的な判断を確定する立場ではなく、気になる箇所の情報を正確に伝え、必要な点検材料を残す立場です。
| 立場 | 役割 | 主な画面 |
|---|---|---|
| 相談者 | 相談・通報の送信、自分の物件の点検、写真・PDFの登録 | /request/guest、/login、ポータル、擁壁チェック、ブロック塀点検 |
| 担当者 | 相談案件の確認、現地確認、コメント、写真、ステータス更新 | 相談一覧、案件詳細、登録一覧 |
| 組織管理者 | 申請承認、ユーザー管理、CSV出力、バックアップ、メンテナンス | 組織管理、CSVエクスポート、バックアップ管理 |
2. 相談・通報の送信
2.1 相談・通報画面を開く
- ログイン画面を開きます。
- 画面上部の「相談・通報」を選びます。
- 直接URLを指定できる場合は
/request/guestを開きます。
2.2 入力する内容
| 項目 | 入力内容 | 注意 |
|---|---|---|
| 氏名 | 相談者本人の氏名 | 必須です。 |
| メールアドレス | 連絡を受け取れるメールアドレス | 承認案内や連絡に使われます。 |
| 相談者区分 | 住民、地権者、通行人、発注者、関係者、その他 | 状況に近いものを選びます。 |
| 地域 | 市区町村や地区名 | 例: 東京都港区 |
| 相談・通報内容 | 気になる箇所、状況、見てほしい内容 | ひび割れ、水のしみ出し、傾き、場所の特徴などを具体的に書きます。 |
2.3 送信後に確認すること
- 「送信する」を押します。
- 受付完了画面で、申請種別が「相談申請」、状態が「pending」になっていることを確認します。
- 組織管理者が内容を確認し、承認された場合にログイン案内がメールで届きます。
相談・通報を送信しただけではログインできません。管理者による承認後、初期パスワードの案内を受け取ってからログインします。
3. 承認後のログイン
3.1 ログインする
- ログイン画面
/loginを開きます。 - メールアドレスと案内されたパスワードを入力します。
- 「ログイン」を押します。
3.2 2段階認証を設定する
- 初回ログイン時に「2段階認証の初期設定」が表示された場合、認証アプリでQRコードを読み取ります。
- 認証アプリに表示された6桁コードを入力し、「登録して続行」を押します。
- 表示されたバックアップコードは、認証アプリが使えない時のために安全な場所へ保管します。
3.3 2回目以降のログイン
- メールアドレスとパスワードを入力します。
- 「2段階認証」画面で6桁コードを入力します。
- 認証アプリが使えない場合は、保管したバックアップコードを入力します。
4. ポータルの使い方
ログイン後の最初の画面がポータルです。相談者は、ここで物件を作成し、擁壁またはブロック塀の点検に進みます。
新しい物件を開始
未登録の対象を点検する場合に使います。物件IDを入力し、「擁壁を開始」または「ブロック塀を開始」を選びます。
登録済みの物件を選択
過去に登録した物件を再確認する場合に使います。物件IDの行から擁壁またはブロック塀を開きます。
現在選択中の物件サマリ
最新の判定、ステータス、評価日時を確認できます。ここからチェックシートを再度開けます。
4.1 物件IDの決め方
物件IDは、対象を後で見分けるための番号や名前です。例として、1001、tokyo_a_01、自宅北側 などを使えます。
複数の場所を登録する場合は、重複しない名前にします。
5. 擁壁・ブロック塀の点検
5.1 擁壁チェックの流れ
- ポータルで物件IDを入力し、「擁壁を開始」を押します。
- 「物件名(記号)」を必要に応じて入力します。
- 住所を入力し、「住所から地図表示」で位置を確認します。位置が正しければ「この位置を保存」を押します。
- 「周辺環境(A点)」で水抜き穴、水のしみ出し、排水施設を確認します。
- 「擁壁変状(B点)」で擁壁のタイプ、ひび割れ、沈下、移動、ふくらみ、腐食、傾斜などを選びます。
- 写真を登録します。全体が分かる俯瞰写真と、異常箇所が分かる証拠写真を分けて登録すると後で確認しやすくなります。
- 「判定して保存」を押し、判定結果とアドバイスを確認します。
5.2 ブロック塀点検の流れ
- ポータルで物件IDを入力し、「ブロック塀を開始」を押します。
- 住所と位置を確認し、必要に応じて保存します。
- Q1「地盤からの高さ」、Q2「塀の厚さ」を入力します。
- Q3「控え壁」、Q4「基礎」、Q5「健全性」を選択します。
- 俯瞰写真と証拠写真を登録します。
- 「判定して保存」を押し、適合・不適合の判定とメッセージを確認します。
このシステムの判定は、相談と確認を進めるための記録です。危険を感じる場合は近づかず、管理者や担当者に連絡してください。
6. 写真とPDF
6.1 写真を登録する
- 「俯瞰写真を追加」は、対象全体、周辺道路、隣地との位置関係が分かる写真に使います。
- 「証拠写真を追加」は、ひび割れ、水のしみ出し、傾き、破損など、判断材料になる箇所に使います。
- 登録済み画像をクリックすると、写真区分、コメント、特記事項、項目との紐付けを編集できます。
- PCではJPEGまたはPNGをドラッグ&ドロップして複数アップロードできます。
6.2 PDFを出力する
- 点検内容を保存したあと、「PDF出力」を押します。
- ブラウザのポップアップがブロックされた場合は、PDF表示を許可します。
- PDFには回答、判定、写真などが反映されます。必要に応じて保存または印刷します。
7. アカウント操作
| 操作 | 手順 | 補足 |
|---|---|---|
| パスワード変更 | ポータル右上の「パスワード変更」から、現在のパスワード、新しいパスワード、確認用パスワードを入力します。 | 新しいパスワードは8文字以上です。 |
| パスワードを忘れた | ログイン画面の「パスワードを忘れた方」から再設定リンクを申請します。 | 登録済みメールアドレスに案内が届きます。 |
| ログアウト | ポータル右上の「ログアウト」を押します。 | 共有端末では必ずログアウトしてください。 |
困ったとき
- 承認メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダとメールアドレスの入力間違いを確認してください。
- 2段階認証コードが通らない場合は、認証アプリの時刻同期を確認してください。
- 写真が登録できない場合は、先に「判定して保存」で診断履歴を作成してから再度登録してください。
- PDFが開かない場合は、ブラウザのポップアップ許可を確認してください。