Pythonは標準機能だけでも多くのことができますが、実務では外部ライブラリを使います。 pipは、その外部ライブラリをインストールするための基本ツールです。
ライブラリとは何か
ライブラリは、誰かが作ってくれた便利な部品です。 画像処理、Web通信、Excel操作、グラフ作成、AIなどを全部ゼロから作るのは大変です。 ライブラリを使えば、よく使う処理を短いコードで利用できます。pipの基本
pipでライブラリを入れるには、次のようにします。python -m pip install requests
単に pip install と書くより、python -m pip の形がおすすめです。
どのPythonに対してインストールしているかが明確になります。
requestsを使ってみる
WebページやAPIにアクセスする代表的なライブラリがrequests です。
python -m pip install requests
簡単なサンプルです。
import requests
response = requests.get("https://example.com")
print(response.status_code)
print(response.text[:100])
インターネット上の情報を取得する入口になります。
インストール済みライブラリを見る
python -m pip list
現在の環境に入っているライブラリ一覧を表示します。
バージョン番号も確認できます。
requirements.txt
プロジェクトで使っているライブラリはrequirements.txt に記録します。
python -m pip freeze > requirements.txt
別のPCで同じ環境を作る場合は次のようにします。
python -m pip install -r requirements.txt
代表的なライブラリ
| ライブラリ | 用途 |
|---|---|
| requests | Web通信、API連携 |
| pandas | 表データ処理 |
| openpyxl | Excel操作 |
| Pillow | 画像処理 |
| Flask | Webアプリ作成 |
| matplotlib | グラフ作成 |
requestsをインストールするpython -m pip listで確認するrequirements.txtを作る- 不要なら
python -m pip uninstall requestsで削除してみる
理解チェック
- この回の目的を一文で説明できる
- サンプルコードを自分のPCで実行できる
- エラーが出た場合、どの行で起きたか確認できる
- 少しだけ値や文字を変えて、結果の違いを確認できる