Python超初心者講座 / 第10回

pipで外部ライブラリを入れる

Pythonに便利な部品を追加する

この回の目的
Pythonは標準機能だけでも多くのことができますが、実務では外部ライブラリを使います。 pipは、その外部ライブラリをインストールするための基本ツールです。

ライブラリとは何か

ライブラリは、誰かが作ってくれた便利な部品です。 画像処理、Web通信、Excel操作、グラフ作成、AIなどを全部ゼロから作るのは大変です。 ライブラリを使えば、よく使う処理を短いコードで利用できます。

pipの基本

pipでライブラリを入れるには、次のようにします。
python -m pip install requests
単に pip install と書くより、python -m pip の形がおすすめです。 どのPythonに対してインストールしているかが明確になります。

requestsを使ってみる

WebページやAPIにアクセスする代表的なライブラリが requests です。
python -m pip install requests
簡単なサンプルです。
import requests

response = requests.get("https://example.com")
print(response.status_code)
print(response.text[:100])
インターネット上の情報を取得する入口になります。

インストール済みライブラリを見る

python -m pip list
現在の環境に入っているライブラリ一覧を表示します。 バージョン番号も確認できます。

requirements.txt

プロジェクトで使っているライブラリは requirements.txt に記録します。
python -m pip freeze > requirements.txt
別のPCで同じ環境を作る場合は次のようにします。
python -m pip install -r requirements.txt

代表的なライブラリ

ライブラリ用途
requestsWeb通信、API連携
pandas表データ処理
openpyxlExcel操作
Pillow画像処理
FlaskWebアプリ作成
matplotlibグラフ作成
練習
  1. requests をインストールする
  2. python -m pip list で確認する
  3. requirements.txt を作る
  4. 不要なら python -m pip uninstall requests で削除してみる
pipは便利ですが、入れすぎると環境が散らかります。そこで次回のvenvが重要になります。
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